木更津工業高等専門学校紀要
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弁証法に関するノート (III) -生きる自覚を持つ時の矛盾について,他-
鶴見 勉
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1985 年 18 巻 p. 63-66

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抄録
(1)唯物論的に基礎づけた科学的形式論理とその上に立つ弁証法の立場から,「自分の意志で生まれて来たのではない人間が,自分の意志で生きなければならない」という問題を例にして,この場合の矛盾,合理,不合理について検討し解明する.(2)運動の始点と終点において,運動の以前と以後との区別が形式論理的につけられるのかどうかを考え,形式論理的区別ではなく,モナド点による区別が適当であることを知る.
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© 1985 独立行政法人 国立高等専門学校機構 木更津工業高等専門学校
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