木更津工業高等専門学校土木工学科
1992 年 25 巻 p. 41-44
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近年,アウトケーブルとして配置されたアンボンド緊張材がさかんに利用されるようになってきた。アンボンドPCは,設計,施工,機能,経済の面で優れた特徴をもち,将来の普及が期待される。しかし,古くから定着端緊張材の破断が懸念されてきた。そこで,その原因が,桁端コンクリート面と緊張材との直交性の保持ができないことにあると考えて,その不整角が定着端緊張材の応力に及ぼす影響について理論的に解析した。その結果,非常に危険な応力状態が発生することが判明したので報告する。
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