平成24年度の文部科学省委託により実施した大阪府における環境及び各種食品中放射能調査結果を報告する。調査は、降水中の全β放射能測定、環境試料及び各種食品試料中のγ線放出核種分析、空間放射線量率について実施した。なお、本年度より、空間放射線量率は、福島第1 原子力発電所の事故を受け、府下に5基のモニタリングポスト(MP)を増設し、既存とあわせ、計6基で行っている。 また、平成22年度より行っている福島第1 原子力発電所の事故を受けたモニタリングの強化を引き続き行った。さらに、平成25年2月12日に北朝鮮が3回目となる地下核実験を行ったことを受け、当日から2月21日まで文部科学省の指示によりモニタリングの強化を行った。