平成25年度の原子力規制庁委託(文部科学省より業務移管)により実施した大阪府における環境及び各種食品中放射能調査結果を報告する。調査は、降水中の全ベータ放射能測定、環境試料(降下物,大気浮遊じん,上水,海水,土壌,海底土)および各種食品試料中のガンマ線放出核種分析および空間放射線量率(モニタリングポスト)について実施した。 また、平成22年度より行っている、福島第1 原子力発電所の事故を受けたモニタリングの強化に伴い、3ヶ月ごとの蛇口水のガンマ線放出核種分析および1ヶ月ごとの地上1mにおけるサーベイメータによる空間放射線量率の測定を引き続き行った。