大阪府立公衆衛生研究所 研究報告
Online ISSN : 2185-4076
ISSN-L : 1343-2923
トウモロコシの遺伝子組換え食品検査における試料由来DNA断片化の影響
研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

2015 年 53 巻 p. 26-30

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抄録
トウモロコシの遺伝子組換え食品に関する検査では、検査指標となる内在性遺伝子(SSIIb)の検出が必須である。検査において、レトルトパウチ食品のヤングコーンから十分な純度と収量のDNAが得られたが、SSIIb遺伝子のコピー数が低かったため、結果の判定に支障を来した事例が発生した。当該食品は、高度に加圧および加熱処理された加工食品であったため、抽出したゲノムDNAは断片化され、PCRによる検出対象の塩基配列の増幅が困難な状態になり、SSIIb遺伝子のコピー数低下につながったことが推察された。
© 2015 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所
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