放送研究と調査
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シリーズ 戦争とラジオ ‹第8回› 敗戦とラジオ
何が変わらなかったのか(後編)
大森 淳郎
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2021 年 71 巻 12 号 p. 2-21

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抄録
GHQが指導し、GHQが検閲する。占領期のラジオは一言で言えば「アメリカのラジオ」だった。前編では、その「アメリカのラジオ」について2つの側面をみてきた。民主主義を牽引する力としてのラジオと、原爆被害も米兵犯罪も報じることが許されない、占領軍の本質を体現するものとしてのラジオ。当時、放送現場にいた人々は、その体験をありありと語ってくれた。 後編では、アメリカの占領政策の変質、そして占領の終わりが放送にもたらした影響をみてゆく。戦時ラジオ放送が名実ともに終わったとき、NHKはどこをめざして歩み始めたのだろうか。
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© 2021 NHK放送文化研究所
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