放送研究と調査
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NHKアーカイブス学術利用・連携型研究 ベトナム戦争報道を掘り起こす①
日本電波ニュース社(NDN)の北ベトナム取材フィルム
朱 子奇グエン・ ヴィエット・ティエップ大髙 崇秋元 宏美
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2026 年 76 巻 1-2 号 p. 78-97

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抄録
ベトナム戦争の終結から半世紀が経過した。初めて「テレビのもとで進められた戦争」として知られるベトナム戦争の報道については、日本では海外に比べテレビ番組のアーカイブの整備と公開が十分に進んでいないこともあり、その研究蓄積はいまだ浅い。2024年度から始まったNHKアーカイブス学術利用(NHK連携型研究)により、これまで以上にNHKアーカイブスに保存されている映像を活用できるようになり、従来にはなかった側面からベトナム戦争報道を検証する可能性が開かれた。本研究は、このNHK連携型研究として、ベトナム戦争中に北ベトナムが日本のテレビ・メディアによっていかに取材され、報道されたのかを、NHKアーカイブスに保存されている映像を用いて2回シリーズで検討するものである。シリーズ第1回となる本稿では、ベトナム戦争中、西側の映像メディアとして唯一ハノイに支局を設け、戦時下の北ベトナムを取材した日本電波ニュース社が撮影し、NHKに配信したフィルム映像を中心に、同社が北ベトナムの何を捉え、どのように伝えようとしたのかを明らかにする。
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