国立研究開発法人産業技術総合研究所健康医工学研究部門
2023 年 72 巻 6 号 p. 207-216
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生体中に存在する疾患関連マーカー物質は極微量にしか存在しないため,新たな分析・評価技術の開発が求められている.著者らはこれまでに疾患関連物質等に対して親和性の高い新規蛍光分析試薬を開発してきた.さらに最近では,B/F分離が容易であり,自動化やハイスループット化が求められる用途で汎用性の高い磁性粒子の表面に,開発した蛍光分析試薬を修飾し,疾患関連物質の高感度検出を達成した.本論文では,これまでに得られた結果について詳述する.
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