大阪府立大学工学部応用化学教室
1961 年 10 巻 2 号 p. 160-165
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チタン(IV)がEDTAとpH=2近傍において定量的に反応しかつチタンEDTAが良好な可逆波(E1/2=-0.22V vs.S.C.E.)を呈することを利用して,EDTA標準溶液でチタンの直接滴定をおこなう方法について検討した.また,本報において,直流加電圧に20mVの正弦波電圧を重塁した交流電流滴定をこころみ,直流電流滴定と比較,検討し,交流法においては10~70ppm,直流法では50~130ppmのチタンを誤差±2%以内で滴定した.
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