分析化学
Print ISSN : 0525-1931
沈澱法概説(I)沈澱
加藤 多喜雄
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1958 年 7 巻 5 号 p. 334-336

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抄録

溶液から析出した沈澱は,こしやすい粒子であること,目的以外の成分を不純分として含んでいないこと,一定な組成に導き得られるものであることなどが,定量分析では必要になつている.定性分析においても,沈澱がこのような諸性質を備えていて差支えないし望ましいことでもある.

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© The Japan Society for Analytical Chemistry
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