住友金属鉱山(株)別子鉱業所
1960 年 9 巻 4 号 p. 340-344
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金属コバルト中の純分を電解分析によって定量する方法を検討した.電解液としてピロリン酸ナトリウム-マンモニア溶液または炭酸アンモニウムアンモニア溶液を用いればコバルトの酸化物の析出にもとづく過大の誤差が生じることなく0.01%程度の誤差で定量が可能である.電流密度は0.25amp/dm2,電解温度は45~60℃,電解時間は約20時間,試料秤取量は1gにするを要する.電流密度が高くなったり,電解温度が低くなると,異常析出がおこり電着物が黒色となる.
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