甲南大学理工学部
2006 年 61 巻 12 号 p. 923-929
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1950年代,湯川,朝永は日本の物理学研究の基盤を築く上で重要な役割を演じた.それは,彼らの古い環境と新しい環境での体験を基礎にした主体的な行動であり,また,量子・原子物理学の科学革命が横に広がる動向をリードしていったものと言える.ここでは共同利用研創設と宇宙物理,プラズマ分野の開闢について,当時の原子力問題を含めて記述する.
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