東京大学数物連携宇宙研究機構
2010 年 65 巻 9 号 p. 676-683
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暗黒物質の存在は宇宙論,素粒子理論における大きな謎の一つであるといってよい.その暗黒物質の正体を高エネルギー宇宙線観測を通じて探る,間接暗黒物質探索について紹介する.宇宙線に関する簡単な説明と合わせ,現在の観測状況,特にPAMELA衛星による陽電子・電子比の観測結果とその素粒子論的解釈について説明する.
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