著者所属:筑波大学物質工学系 新潟大学教養部物理学科
1991 年 46 巻 7 号 p. 571-577
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セリウム化合物の多くは, 近藤効果に起因するスピン揺動によって低温で重い電子系を形成する. そのフェルミ面の形状と大きさ, 及びサイクロトロン有効質量が, ド・ハースーファン・アルフェン効果の実験とエネルギーバンド理論の協力により, 次第に明らかになってきた. CeB6, CeSn3, CeNiを例として解説し, 最近のフェルミ面研究の進展を紹介する.
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