著者所属:東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻 東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻 東京大学低温センター 東京大学大学院新領域創成科学研究科物質学専攻
2000 年 55 巻 5 号 p. 357-359
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近年,相転移ダイナミクスに関する研究が,実験,理論両面から注目されている,この種の研究のためには,系の揺らぎの強度や,時問的特性を外場によって積極的に制御する必要がある.本稿では,光励起という外場が誘発する相転移現象(光誘起相転移)と,その転移過程ダイナミクスの持つ特徴を報告する.これらの特性は,本現象が非平衡状態にある系の動的特性の研究舞台として興味深いものであることを示している.
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