日本物理学会誌
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格子超対称性と市松模様(最近の研究から)
伊藤 克美加藤 光裕澤中 英之宗 博人
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2003 年 58 巻 11 号 p. 825-828

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抄録

格子理論は,現在の素粒子の標準模型よりミクロな物理(超対称性)の定式化に強力な道具となり得ます.しかし,この野心的な試み(格子超対称性)は,多くの問題にぶつかって現在満足なものは知られていません.筆者らは,格子に時空の座標の刻み以上のもの(市松模様の構造)を付加する方法で,これまでの問題を克服できるのではないかと考えています.最近のカプランらの方法についても簡単に述べます.

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© 社団法人 日本物理学会
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