著者所属:東北大学大学院理学研究科物理学専攻 理化学研究所フロンティア研究システム
2003 年 58 巻 4 号 p. 258-261
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
シリコンを骨格としたポリマー(ポリシラン)の発光強度の時間応答を測定し,70psの長い立ち上がり時間を観測した.その起源を探るために,乱れを含んだ1次元フレンケル励起子のハミルトニアンを対角化し,発光過程を定式化した.その結果,サイト表示の波動関数にセグメント構造が現れ,その状態間の発光寿命とフォノン散乱の競合過程として励起子のダイナミクスを記述できることが明らかになった.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら