千葉県農林総合研究センター研究報告
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イチゴ「千葉S4号」の栽培法 第4報 2本苗の育苗方法と株間が2月までの収量及び育苗時の作業時間に及ぼす影響
深尾 聡
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キーワード: イチゴ, 2本苗, 育苗, 株間, 収量
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2021 年 2021 巻 13 号 p. 31-39

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抄録
千葉県育成のイチゴ「千葉S4号」について,2月までの収量の増加を目的として,定植鉢数に対して栽植株数を倍にする2本苗法について,「千葉S4号」に適した2本苗の育苗方法や導入の有効性について検討した.「千葉S4号」では,鉢受け時に1鉢当たりランナー2本を受ける2本苗育苗を行うことで,慣行苗と比べ2月までの可販果数は24%増加すること,従来の2本苗法と比べて2株目の頂花房の開花日の遅れがなく,開花数が増加すること,さらに作業労働力の分散が図られる点で優れた育苗法であると考えられた.2本苗の定植時の株間は,20cmから30cmの範囲で10a当たり収量に差は認めらない.育苗面積を抑え,定植作業の労働時間削減が図られる株間30cmが適すると考えられた.
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