抄録
県内における平均的な落花生栽培面積規模の農家3戸を対象に,慣行の播種及び収穫・調整に要する時間を作業別に調査し,省力化程度の試算に必要な基礎データを得るとともに,作業負荷が最も大きいと考えられる島立て時の作業負荷程度をOWAS法により評価した。10a当たりの作業時間は,播種作業が8.9~11.3人時,収穫作業の内,掘り取りから島立てが10.5~14.5人時,野積みが6.0~8.0人時,脱莢が8.0~10.0人時で,合計26.2~30.5人時であった.また,島立て時の作業負荷評価は,「筋骨格に有害でありできるだけ早期に改善すべき姿勢」とされるAC3+4の割合が78%を占め,島立て作業負荷が高いことが明らかになった.