Chem-Bio Informatics Journal
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スルホニウム p -トルエンスルホン酸誘導体の抗アレルギー薬としての最適疎水性
多田 幸雄 山脇 一郎上田 修一松本 宏松浦 直資安本 三治江田 昭英堀 幹夫
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2012 年 12 巻 p. 25-38

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抄録

スルホニウム化合物の分配係数 logK 値は実測されていなかったので、これまでは置換基の πの計算値のみを用いてQSAR解析を報告してきた。本研究においては、固定相としてオクチルシリル化されたシリカゲルプレート(Merck HPTLC RP-8 F253S)、移動相として 50%(V/V) エタノール水溶液を用いて、抗アレルギー剤である Suplatast Tisilate (IPD-1151) の開発におけるスルホニウム化合物の logK 値を測定した。最適化された化合物 52 および 67 (Suplatast Tosilate)の logKTLC値は、それぞれ 0.07 と 0.06 であった。従って、抗アレルギー剤としてのスルホニウム化合物の望ましい logKTLC の値はほぼ 0 であることが判明した。

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2012 Chem-Bio Informatics Society
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