Chem-Bio Informatics Journal
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抗アレルギー剤の開発におけるLead Evolution; 第二リード化合物としてのDimethyl(2-Phenoxyethyl) sulfonium p-Toluenesulfonate
多田 幸雄山脇 一郎上田 修一松本 宏松浦 直資安本 三治江田 昭英堀 幹夫
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2002 年 2 巻 3 号 p. 86-94

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抄録

I 型アレルギー疾患治療薬を開発する目的でトシル酸 2-ヒドロキシエチルジメチルスルホニウム (1) 誘導体の抗アレルギー作用を検討した。それらの中でトシル酸 2-アルコキシと2-フェノキシエチルジメチルスルホニウムの数化合物がIgE 誘導ラット同種受身皮膚アナフィラキシー(PCA)の抑制作用を示した。抗アレルギー作用および急性毒性と化合物の疎水性または電子的性質(HOMOまたは酸素原子上の電荷)との間に相関が見られた。そしてトシル酸2-フェノキシエチルジメチルスルホニウム(5)を、次の開発段階における第二のリード化合物として選定した。

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2002 Chem-Bio Informatics Society
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