循環制御
Print ISSN : 0389-1844
症例
大腿静脈に挿入した脱血カニュレによる下肢血行障害を 局所酸素飽和度で検知した症例
鳥居 泰峻 隈元 泰輔村上 幸太郎藤田 ミキ國徳 裕二加藤 清彦
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2025 年 46 巻 2 号 p. 101-104

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抄録
  大腿動静脈を用いた体外循環においては下肢血行 障害が起こり得るが、その早期診断のために近赤外 線分光法(NIRS, near infrared spectroscopy)による 局所酸素飽和度(rSO2, regional oxygen saturation) をモニタリングすることが多い。下肢血行障害 は大腿動静脈へのカニュレ挿入に伴う動脈の灌流 障害と静脈の還流障害に分類されるが、多くの 場合は送血カニュレによる灌流障害が原因であ る。今回、大腿静脈に挿入した脱血カニュレ による下肢血行障害をrSO2 により検知した症例 を経験したので報告する。
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