環境情報科学論文集
Vol.17(第17回環境研究発表会)
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環境学習拠点におけるPDCAサイクルを用いた人材育成プログラムの設計と評価手法に関する研究
三重県環境学習情報センターの事例から
小川 宏樹浦山 益郎
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p. 213-218

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抄録
環境学習によって環境問題解決の行動を確実にするためには、単発的な学習プログラムに加え、その後のフォローアップが不可欠である。本研究では、みえ環境学習セミナーを事例として、PDCAサイクルを用いて人材育成プログラムの設計と評価を行なった。セミナー目標達成度を受講者への調査で評価し、フォローアップの取り組みへとつなげた。その結果、受講者の環境意識や行動の向上へとつながった。さらにフォローアップの機会を与えることで学習の継続性が担保され、受講者にさらなる環境意識や行動に変化が見られた。このような変化を促すためには、自らが指導者の立場に立つ、修得知識や技術が活用できる内容を取り入れた有効であった。
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© {2003}(社)環境情報科学センター
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