環境情報科学論文集
Vol.19(第19回環境研究発表会)
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地方都市における都市開発動向のモデル化に関する研究
藤居 良夫藤井 俊輔
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p. 407-412

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抄録
多くの地方都市においては、市街地が拡大している。また、車への依存度が高く、中心市街地はますます衰退している。本研究では、長野市の都市計画区域を対象として、線引きの変遷、線引き導入以降の都市開発動向の把握を行い、大字ごとの用途別・線引き期間別に、共分散構造分析を用いて、開発圧力という概念を導入して開発動向のモデル化を試みた。その結果、開発圧力は主要道路とゾーニングの影響を強く受けており、とくに、駅および中心部から遠く、道路に近い大字で開発圧力が高い傾向にあることなどがわかった。
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© {2005}(社)環境情報科学センター
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