環境情報科学論文集
Vol.20(第20回環境研究発表会)
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GISとリモートセンシングを併用した都市公園の立地選定
今岡 芳子後藤 惠之輔
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p. 373-378

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抄録
都市公園は地域住民の遊びや憩いの場だけでなく、避難場所や、景観の保全、生物の生息空間など様々な役割を果たしている。しかし、長崎市は1人当たりの都市公園面積が全国平均を下回っており、都市公園面積の拡大が望まれている。そこで本研究では、斜面都市長崎市の住区基幹公園を対象としてGIS(地理情報システム)により、人口分布や避難地、傾斜などの属性データを用いて、新たな都市公園の立地選定を行った。また、リモートセンシングによるNDVI(正規化植生指標)画像から公園立地候補地の土地利用を把握し、立地候補地の絞り込みを行った。さらに、立地候補地の土地費用を算出することで、今後の都市公園の選定方法の手法が示された。
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© {2006}(社)環境情報科学センター
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