環境情報科学論文集
Vol.22(第22回環境情報科学学術研究論文発表会)
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市民の社会的属性・社会信頼度が省エネ行動に及ぼす影響の分析-ソーシャル・キャピタルによる分析
丸田 昭輝松橋 隆治吉田 好邦
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p. 297-302

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抄録
一般市民の自主的な省エネ行動を促進する要因を検討するために,WEBアンケートを通じた分析を行った。その結果,市民の省エネ行動は,回答者の居住地,年収,最終学歴とは有意な関係はなく,むしろソーシャル・キャピタル(社会信頼性,地域信頼度)との間に有意な関係があることが示された。また市民の省エネ行動は,環境意識から誘発され,その環境意識は地域への信頼と正の相関があるという社会構造が示唆された。
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© {2008}(社)環境情報科学センター
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