主催: 一般社団法人環境情報科学センター
横浜国立大学大学院環境情報研究院 環境安全管理学研究室
富山国際大学現代社会学部
p. 233-236
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鉛や六価クロムなどの有害な化学物質による土壌汚染が全国で多く見つかっており,その汚染原因の一つとして,大気からの沈着が考えられる。本報では,東日本大震災津波被災地の事業所を例として,大気に鉛を排出する事業所近傍での土壌汚染の濃度分布を測定・調査し,土壌汚染の原因について考察した。大気拡散モデルにより推算した鉛の濃度分布と,実測した濃度分布との一致から,大気からの沈着により鉛土壌汚染が生じる可能性があることが示唆された。また,多様な化学物質の大気沈着による土壌汚染の可能性について検討した。
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