環境情報科学論文集
Vol.28(第28回環境情報科学学術研究論文発表会)
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地域未利用資源としての貝殻を活用した底質改善による生態系制御
吾妻 咲季村上 和仁五明 美智男
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p. 59-64

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抄録
富栄養化湖沼において夏季にアオコが発生している。藍藻類は空中窒素固定能を有しているため,水中にリンさえあれば増殖が可能である。本研究では,地域未利用資源としての貝殻を用いて,Ca とリ ンを吸着させ富栄養化改善を図るとともに,植物プランクトン相への影響解析を行った。さらに理論吸着式を算出し,従来使用されている底質改善材と比較した。その結果,貝殻を散布することにより,散布量が多く,焼成処理を施すほどリン濃度が減少した。Langmuir の吸着等温式から,窒素は地域未利用資源,リンはCaO 処理系において高い吸着効果が得られた。植物プランクトン相では優占種の遷移がみられ,生態系制御の可能性が示唆された。
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© 2014 (社)環境情報科学センター
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