環境情報科学論文集
Vol.30(第30回環境情報科学学術研究論文発表会)
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都市空間における緑地の景観的便益を考慮した緑化候補地配置の基礎的研究
沖縄県浦添市を事例として
長原 すみれ木島 真志西森 泰之大田 伊久雄
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キーワード: 都市緑化, 最適化モデル, GIS
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p. 225-230

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抄録

人々が身近な場所で緑地の恩恵を享受できる,住宅系市街地の創出は,都市計画の重要課題の1 つである。本研究では,地域住民が緑化地の景観的便益を享受することを前提とした,緑化候補地配置の探索に関わる基礎的な研究を行った。具体的には,施設配置問題に広く用いられている, 整数計画法を応用し,地域住民の緑地へのアクセシビリティを考慮した,効率的な緑化候補地配置パターンを探索可能な最適化モデルの構築を試みた。そして,このモデルを沖縄県浦添市に適用し, 地理情報システム(GIS)を用いて,簡単な緑化条件を設定し,数値実験を行った。

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© 2016 (社)環境情報科学センター
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