環境情報科学論文集
Vol.31(第31回環境情報科学学術研究論文発表会)
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研究論文
外的情報を利用した危険家屋発生要因抽出の試み
混合研究法を用いた地域社会の事例から
片野 洋平笠波 春菜
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p. 207-212

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抄録

本研究は,過疎自治体の空き家情報から外的情報を利用して危険家屋の発生要因を抽出することを目的とする。自治体職員へのインタビューおよび先行研究から導かれた危険家屋の発生要因と当該自治体における空き家の外的情報の関係性を統計分析した結果,一定の関連性が見られた。 この結果を,空き家の近隣住民に対するインタビュー調査から確認した。本研究により,外的情報から,危険家屋の発生要因を一定程度明らかにすることが可能となることが示唆される。

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© 2017 (一社)環境情報科学センター
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