環境情報科学論文集
Vol.33(2019年度 環境情報科学研究発表大会)
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拡張型産業連関分析に基づく日本の廃棄物フットプリント
*一杉 佑貴近藤 康之田原 聖隆伊坪 徳宏
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p. 229-234

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抄録

近年、循環型社会への実現に向け,日本では第四次循環型社会形成推進基本計画で資源の回収率向上や廃棄物削減、廃棄物処理のエネルギー効率化に対する取り組みを行っている。そこで,本研究では産業連関分析を応用した拡張型の廃棄物産業連関表を駆使して,日本の最終重要により誘引される廃棄物フットプリントの算出を試みた。本研究では,ライフサイクルを通じて発生する廃棄物の発生量と廃棄物の埋立処分量を対象としている。さらに廃棄物フットプリントとカーボンフットプリントの比較を行い,「食料品製造」,「飲食サービス」,「建築」による廃棄物を低減させることが気候変動の緩和にもつながることが明らかになった。

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© 2019 (社)環境情報科学センター
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