環境情報科学論文集
Vol.33(2019年度 環境情報科学研究発表大会)
会議情報

アーバン・サステナビリティ・トランジションに関する比較研究:日本に関する比較研究
日本,スウェーデン,連合王国の地方自治体における建築物のエネルギー効率を事例として
*山下 潤
著者情報
キーワード: 技術革新, 共進化, 複雑系
会議録・要旨集 フリー

p. 37-42

詳細
抄録

近年世界的に,都市の持続可能な移行(UST)研究が蓄積されつつある。しかし管見の限りわが国では, UST 研究があまり蓄積されていない状況にあり,今後一層の研究の深化が望まれる。本研究ではmulti-level perspective (MLP)を分析枠組として用いて,住宅分野におけるミクロレベルの技術革新と都市がマクロレベルの持続可能な社会へ与える影響を明らかにすることを目的とした。パネルデータ分析の結果から,技術革新と都市が持続可能な社会へ正の影響を及ぼしていることを部分的に明らかにした。

著者関連情報
© 2019 (社)環境情報科学センター
前の記事 次の記事
feedback
Top