環境情報科学論文集
Vol.34(2020年度 環境情報科学研究発表大会)
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研究論文
テクノ・ネット依存症傾向と共感的ネット利用が心理的レジリエンスへ及ぼす影響の縦断研究
坂部 創一山崎 秀夫
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p. 13-18

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抄録

テクノ・ネット依存症傾向が高い学生ほど心理的レジリエンスが悪化する傾向を示し,共感的ネット利用が多い学生ほどレジリエンスが高い傾向を示すとの仮説を設定した。情報系大学生を対象に縦断調査を行い,共分散構造分析で分析した結果,仮説は検証された。このことから,情報化社会におけるレジリエンスの向上策として,テクノ・ネット依存症傾向の回避や,過剰依存にならないような適度な共感的ネット利用の有効性が示唆された。

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© 2020 (社)環境情報科学センター
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