主催: 一般社団法人環境情報科学センター
会議名: Vol.35(2021年度 環境情報科学研究発表大会)
回次: 35
開催地: オンライン
開催日: 2021/12/06 - 2021/12/12
p. 7-12
本研究では,治水整備による水辺活用に向けた住民意識の把握を目的として,東京都心部の水門内水域を有する亀島川と天王洲運河を調査対象として選定し,周辺地域の住民を対象に水辺環境に対する意識・評価についてアンケート調査を行った。その結果,3 つの点を明らかにした。 ① 水辺の清浄度や景観性を評価し,接水性に対しては不満を感じている。② 住民は水辺の快適性を享受する一方で不快性は感じていない。③ 住民は生活環境形成に水辺を重要な要素としている。