環境情報科学論文集
Vol.37(2023年度 環境情報科学研究発表大会)
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研究論文
ツシマヤマネコの交通事故対策をめぐる住民意識の把握
本田 裕子高橋 正弘
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p. 166-174

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抄録

長崎県対馬市にのみ生息する絶滅危惧種であるツシマヤマネコの生息を脅かす要因の一つに交通事故が挙げられる。本研究では,対馬市民を対象に実施したアンケート調査結果を用いて,野外での目撃,交通事故対策や自動車の運転に関する認識を,過去の調査結果との比較や居住エリアでの違いから分析した。結果,野外での目撃は増加していること,交通事故対策や自動車の運転について,認知度が増加している項目を確認できた。その一方で,過去の調査結果から変化が見られない項目や居住エリアでの違いも確認できた。交通事故対策の啓発活動としては,これらの分析結果をふまえて,居住エリアでの違いも意識した戦略的な使い分けが必要といえる。

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© 2023 (一社)環境情報科学センター
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