抄録
レディーミクストコンクリート工場では、製造工程の安定化のため、細骨材のふるい分け試験を1日1回以上の頻度で行い、必要に応じて配合修正などの処置をとっている。細骨材の粒度管理には、JIS A 1102(骨材のふるい分け試験方法)が用いられているが、ふるい分けの終点の適切な確認や、ふるいの目開きの管理などに多くの時間を要しているのが実状である。
本文は、レディーミクストコンクリートの工程管理に用いるふるい分け試験の簡易化・迅速化を図ることを目的として、画像処理方法の適用について検討した結果を報告するものである。そして、細骨材の画像処理に、最大径、長径及び等価円直径の指標をそれぞれ採用して検討した結果、骨材粒の面積から得た等価円直径を用いることにより、JISの方法に近似した粗粒率が得られることを明らかにした。