抄録
本研究では、低品質再生粗骨材および改質フライアッシュを用いたコンクリートの調合設計法の確立を目指し、これらの材料を用いたコンクリートの基礎的な性状の把握を目的として実験を行った。その結果、改質フライアッシュの混入により、低品質再生コンクリートの流動性は向上し、乾燥収縮ひずみは平均で4-8%低減されるなど、コンクリートの品質が改善されることが分かった。また、圧縮強度は再生粗骨材と普通粗骨材の吸水量の差(⊿W)を考慮した見かけの水量を用いたセメント水比で管理が可能であること、乾燥収縮ひずみは⊿Wの増加に伴い直線的に増加する傾向にあること、中性化深さは水セメント比によって管理が可能であることを示した。