清水建設株式会社 技術研究所構造生産技術センター
東京工業大学 大学院理工学研究科材料工学専攻
2013 年 67 巻 1 号 p. 116-122
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本研究では海外で製造されたセメントの簡易な品質評価手法を開発するため、化学組成、鉱物組成を分析ののち、物理試験と水和発熱量測定を行い、物理特性と水和発熱量の相関について検討を加えた。その結果、石膏の種類、混合材の種類が異なる海外のセメントにおいて、初期の圧縮強さと総発熱量、圧縮強さ比とSiO2量の間には相関があることが明らかとなり、材齢初期の水和発熱量を測定することで、初期から長期の圧縮強さが予測できる可能性が示された。
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