電気化学工業株式会社 セメント・特混研究部
電化新材料研発(蘇州)有限公司
2013 年 67 巻 1 号 p. 123-128
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硫酸アルカリが急硬性セメント組成物の物性に及ぼす影響を検討した。その結果、①モルタルフロー値は、硫酸アルカリの添加率や種類によって、大きくなる場合や小さくなる場合があった。②可使時間は短くなる傾向があった。③初期材齢の圧縮強さは、やや高くなったが、材齢7日以降の圧縮強さは、低くなった。④膨張率は大きくなった。⑤硫酸アルカリが急硬性セメント組成物中に存在すると、エトリンガイトの生成反応が促進されることを確認した。
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