抄録
本研究では、コンクリートの圧送性を施工現場で直接確認できる方法として振動加速度計を用いたコンクリートの圧送性評価を提案している。これまでの検討からコンクリートの圧送性の違いを確認できることを示唆しているが、様々な配管条件や計測結果の評価方法について十分な検討が行われていない。そこで本研究では、実際の施工現場で4種類の異なる配管条件でコンクリートを圧送し、振動加速度計で粗骨材によって生じる配管の振動を計測し、その計測結果から評価手法を検討した。その結果、配管条件と測定位置によって加速度の値が全く異なることを確認した。また、加速度の値から圧送性を判定するための閾値を定めた。