セメント・コンクリート論文集
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耐久性
コンクリートへの塩分浸透に支配的な影響を与える停滞現象に関する実験的検討
志村 雅仁岸 利治鎌田 知久
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2015 年 69 巻 1 号 p. 478-483

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抄録
近年の護岸構造物の調査から、Fickの拡散則では説明出来ない塩分浸透の停滞現象が報告されている。停滞現象を正確に把握出来れば耐久性照査設計において大幅な合理化が期待できる一方、現在停滞現象の原因に関する研究事例は少ない。本研究では養生条件や混和材を変えた複数のコンクリート供試体に対して、塩水浸せき試験の他、コンクリートの空隙径分布、水分量の測定により、停滞現象の支配的な要因の検討を行った。実験の結果、塩分浸透の停滞にはコンクリートの空隙構造の他、含水状態が重要であることを示した。
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© 一般社団法人セメント協会
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