2017 年 71 巻 1 号 p. 682-688
フレッシュコンクリートの締固め作業において、最初に振動を与えてから一定時間置いて再び振動を与える再振動締固めが用いられている。しかし、一般的なPC配合における再振動締固めの仕様条件やコンクリートの品質改善効果に関する情報は極めて少なく、感覚と経験に基づいた加振が行われているのが現状である。そこで本研究では、早強、早強+BB、早強+FAの異なる3種類のセメントによって、再振動の施工方法の違いがブリーディング発生量やコンクリートの硬化後品質に及ぼす影響について検討を行った。その結果、再振動を行うことでブリーディング量が増加し、N値貫入深さ100mmのフレッシュ性状の時に再振動を行うのが最も効果的であることが分かった。また、BB、FAを混和したコンクリートの方が再振動による品質への影響が大きいことが分かった。