セメント・コンクリート論文集
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耐久性
コンクリートの最高温度、アルカリ量及び硫酸塩量が長期材齢における膨張開始時期及びDEF膨張量に及ぼす影響
昆 悠介羽原 俊祐小山田 哲也田中舘 悠登
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2018 年 72 巻 1 号 p. 263-269

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抄録

前報では、JCI「マスコンクリートのひび割れ制御指針2016」のコンクリート中のアルカリ量、硫酸塩量による最高温度の限界値について、2種類のセメント(普通・早強)を使用し、アルカリ量及び硫酸塩量を広い範囲とした実験より、材齢200日までの結果が指針の提案を裏付けることを示した。本研究では、材齢600日超の結果を用いてDEF膨張が起こるかどうかを検討し、指針のアルカリ量、硫酸塩量による最高温度の限界値の信頼性を検討した。結果は指針の提案を裏付けたものの、最高温度70℃の場合、アルカリ量が多い場合に広い範囲で膨張が認められ、指針の65℃の領域に近接する外側でも膨張を示すことを見出した。

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© 一般社団法人セメント協会
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