2018 年 72 巻 1 号 p. 300-306
超高強度繊維補強コンクリート(UFC)は高い圧縮強度を有し、鋼繊維を混和することで弱点である引張特性を改善した材料である。近年、現場打設で使用可能な常温硬化型超高強度繊維補強コンクリートの研究が進められている。また、高強度・高靭性を有する補修材として用いることで今後の維持管理への貢献が期待されている。そこで本研究では、様々な繊維を高強度モルタルに混和した場合、繊維の種類や混合割合が常温硬化型UFCの基本特性に与える影響についての検討を行い、評価することを目的とした。試験の結果、繊維長の短い銅繊維を混和することによって要求される強度を満たすことを確認することが出来た。