2022 年 76 巻 1 号 p. 299-306
本研究では、普通コンクリートにCO2を固定化する方法やその評価方法を確立することを目的とし、その基礎的な研究として耐圧容器を用いた高圧注入試験装置により、硬化コンクリート試験体に高濃度のCO2を0.5MPa及び1.0MPaの圧力で注入して促進炭酸化試験を行った。また、合わせて炭酸化プロセスに伴う質量変化を測定した。炭酸化深さと質量増加率の関係として整理した結果、炭酸化進行に伴って線形的に質量が増加することが分かり、質量変化の測定が炭酸化進行の評価方法の一つとして有効であることを確認した。