基礎的実験として、表面をCFRPシートで被覆した直方体の試験体を凍結融解試験により強制的に内部劣化させ、1MHzから8MHzまでの交流電圧を連続的に印加させた状態におけるインピーダンスと位相角の周波数特性を調べた。インピーダンスと位相角の測定には、試験体を挟み込むように配置した2電極端子を有するプローブを接続したインピーダンス解析器を用いた。この実験結果から、2MHz~4MHz付近でのインピーダンス極大値と位相角が負から正へ変化する時の周波数を測定することで、CFRPシートで覆われた上からコンクリート内部の劣化損傷を検出できる可能性を示した。