2022 年 76 巻 1 号 p. 436-442
現在、我が国では国内発電量の約7割を火力発電が占めており、多大なCO2の排出が問題視されている。そのため、石炭火力発電を高効率化した石炭ガス複合発電(IGCC)が注目されている。IGCCは高い発電効率とCO2排出量の低減効果を確認しているが、副産物として排出される石炭ガス化溶融スラグ(IGCCスラグ)の処理・利用が課題のひとつとされている。この課題をクリアすべく本研究では、IGCCスラグを用いた高強度モルタルの力学的性能および耐久性の評価を行った。