2022 年 76 巻 1 号 p. 512-520
廃コンクリートへの効率的なCO2の固定を目的に、外熱式ロータリーキルンを用いた加熱炭酸化処理の有効性について検討した。その結果、外熱式ロータリーキルンによる廃コンクリートの転動はCO2固定量の増加に有効であることを確認し、500kg/hスケールの試験においても75kg-CO2/t-cemのCO2の固定が可能であることを示した。また加熱炭酸化処理後の廃コンクリートについて、修正CBRの物性や六価クロム溶出による環境安全性の観点から、路盤材として再資源化し得る可能性を示した。