セメント・コンクリート論文集
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セメント硬化体・モルタルの物性
空気中または水中で炭酸化した再生細骨材の付着ペーストの性質がモルタルの圧縮強度および乾燥収縮におよぼす影響
門田 浩史池尾 陽作竹内 勇斗新 大軌
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2023 年 77 巻 1 号 p. 172-180

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抄録

本研究により空気中で炭酸化した再生細骨材を使用したモルタルは圧縮強度が増加し乾燥収縮は低減するのに対し、水中で炭酸化した再生細骨材を用いたモルタルの圧縮強度は低下し乾燥収縮は増加することが判明した。原因解明を目的としてセメントペーストを再生細骨材と同等の条件で炭酸化して分析を行った。その結果、空気中で炭酸化した場合は炭酸化前よりセメントペーストの弾性率が増加したのに対し、水中で炭酸化した場合はCaイオンの溶出により弾性率が低下することが判明した。水中で炭酸化した再生細骨材は骨材表面のセメントペーストの弾性率が低下したため、圧縮強度が低下し乾燥収縮が増加したと推定された。

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© 一般社団法人セメント協会
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