独立行政法人農業技術研究機構 野菜茶業研究所
2002 年 2002 巻 93 号 p. 26-33
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キャピラリー電気泳動法を用いて,緑茶葉及び浸出液中のシュウ酸,クエン酸,リンゴ酸及びコハク酸を定量した。さらに,これら有機酸について,新芽中の含有量の経時変化及び新芽の葉位別の含有量を測定した。その結果,クエン酸が茶の甘味に関係することが示唆されたものの,これら有機酸の含有量は品質指標としては重要性はそれほど高くないものと考察された。一方,圃場試験において,窒素施肥量が少ない場合は,新芽中の水溶性シュウ酸及び全シュウ酸の含有量は低かった。
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